害虫から草花や作物を守る椿油粕

害虫から草花や作物を守る椿油粕

五島椿本舗の一番搾め椿油粕は、植物の成長を助ける天然有機肥料ですが、害虫対策にも大きな効果を発揮します。それには椿の実に含まれる「サポニン」の殺虫効果が働いていると言われています。サポニンは天然の界面活性剤と言われる成分で、椿油においてはダニやカビから髪を守る重要な働きをします。この効果が園芸の場面においてミミズやナメクジ、ネキリムシ(コガネムシの幼虫などの総称)が嫌がり、逃げ出します。

これまでミミズやナメクジ対策での利用が多かったのですが、近年ではネキリムシへの効果も評価されています。ネキリムシは夜に活動してあらゆる植物の苗に被害を及ぼす厄介な虫ですが、椿油粕を撒いたり、水で溶いた上澄み液を散布するなどで、発生を防ぐ効果が期待できるのです。こまめに土を掘って手で直接取り除いたり、殺虫剤をまく以外の対応をお考えの方にとくにおすすめしています。

椿油粕は、椿油を製造する時の搾め粕(副産物)ではありますが、様々なアプローチで植物の成長環境を改善する資材として注目されています。害虫でお悩みのときは、ぜひ天然の椿油粕をご利用下さい。