穀物や植物などから油をしぼることを、伝統的な言い方で、搾める(しめる)と言います。なかなか日常では見かけない言葉ですが、五島椿本舗では、絞める(しめる)でも搾る(しぼる)でもなく、「搾める」の言葉を積極的に使用しています。なぜかというと、当社の椿油の精製方法が、生のヤブツバキの種を搾油機に入れてじわりと圧力をかけて抽出するという、昔ながらの手作り製法だからです。伝わりやすさから搾ると表現することもありますが、優れた伝統の作り方を誇りに思う気持ちで、これからも一番搾めという言葉を大切に使い続けたいと考えています。
そんな五島椿本舗の自慢の椿油粕は、天然椿油を作る工程で出来る搾めかす(副産物)です。
椿油は一番搾めのエクストラバージンオイルだけを製品化していますので、もちろん出来上がる油粕も純度100%の椿油粕。一度搾めただけで、加熱や混ぜものが全くない天然の椿油粕です。畑や花壇に撒けば、植物の成長をサポートする天然の有機肥料として、窒素は葉肥に、リン酸は花肥や実肥に、カリウムは根肥として成長や発芽、開花を助けます。また椿の成分で天然の界面活性剤といわれる「サポニン」の害虫対策(駆除)効果では、ミミズやナメクジ、ネキリムシ(コガネムシの幼虫など)対策などで、園芸や農業で利用するお客さまからたくさんの評価をいただいています。
薬品を加えて成分を抽出するような二番搾め以降では決して出せないような、高い効果を発揮する自慢の商品です。
手間をかけて出来上がる、一番搾め椿油粕をどうぞご利用ください。